セラミドはどうしたら増やすことができるの?

セラミドの増やし方

肌を内側からしっかり潤わせ、バリア機能を高めて美肌にするセラミド。自分の肌でもどんどん育生して欲しいセラミドですが、どうしたら増やすことができるでしょうか。

 

セラミドはコラーゲン、ヒアルロン酸、グルコサミンといった成分と同じく年齢を重ねるごとに減少してしまう成分です。角質層の50%を占めるセラミドの産生力は生まれた時から下り坂に衰えていきますが、30代で急降下、なんと50歳代では20歳代の約半分にまで減少してしまいます。セラミドが減少すると皮膚の水分保持機能やバリア機能も低下して乾燥肌やアトピー肌になりやすく、しわやたるみなどの老化も進みます。セラミド産出能力が衰えるのは年齢だけではありません。生活環境、生活習慣も影響してくるのです。

 

減少するばかりのセラミドを増やす方法はセラミドを身体の内外から取り入れる方法が考えられます。セラミドを化粧品や食事から補うことで増やしていくことができます。

 

 

セラミドを食事からとる

 

セラミドを増やすためにセラミドを多く含んでいるサプリメントや食品をとる、セラミドを増やしてくれる食品をとることがおすすめです。セラミドを多く含む食品には、こんにゃく芋、米、小麦、乳製品、大豆、ホウレンソウなどがあります。セラミドの1日の摂取量の目安は0.6〜1.2mgです。

 

また野菜の自己防衛成分である「フィトケミカル」は色の濃い野菜に多く含まれ、高い抗酸化作用で健康美容効果があります。セラミドの合成作用を阻害する活性酸素を除去してくれる働きをするフィトケミカルを毎日の食事からたっぷり摂取してセラミドを増やします。

 

フィトケミカルはポリフェノールの一種のトマトのリコピン、大豆や大豆加工品のイソフラボン、人参のカロテン、赤ワインのレスベラトロール、ほうれん草やケール、ブロッコリーのルティン、ごまや亜麻種子のリグナン、唐辛子のカプサイシン、ブルーベリーのアントシアニン、秋ウコンのクルクミン、緑茶のカテキン、紅茶や緑茶のタンニン、柑橘類の皮や筋のヘスペリジンなど多数あります。

 

こうしたフィトケミカルを毎日の食事からとるには様々な色の野菜をメニューに取り入れることが重要です。「黄色」、「緑」、「赤」、「オレンジ」、「紫」、「白」、「黒」の7種類の色の食品をバランスよく摂ることで相乗効果を発揮して体内でのセラミド量の向上が期待できます。特にセラミドに関してはこんにゃく、黒ゴマ、黒豆、ひじき、ゴボウ、黒胡椒など「黒」い色の食材に多く含まれているため、意識して食べることでセラミドを増やします。

 

またサプリメントでセラミドをとることで増やすことができます。セラミドのサプリメントはこんにゃく、米、焼酎もろみ、小麦、大豆、トウモロコシ、ひじき、ワカメ、パイナップル由来などがあります。

 

 

セラミドを化粧品からとる

 

セラミドを化粧品からとることで、角質層の中のセラミド量を増やすとともに、セラミド産生力を高めていきます。セラミドを肌に直接塗布するため、セラミドが角質層にすぐに行き届き、水分保持、バリア機能を発揮できます。セラミドは肌にもともとある成分なので、経皮吸収が可能で即効性があることも乾燥肌の強い味方となります。

 

またセラミドが肌により吸収されやすいよう分子がナノ化されているセラミド配合化粧品や、コウキエキスなどの抗炎症作用でバリア機能をサポートする成分を配合した化粧品もあります。

 

失われていくセラミドを補うには食品からと化粧品からの方法がありますが、化粧品を使う場合のセラミドが角質層にすぐに届いて水分保持に働く即効性と確実性は化粧品で直接とることのメリットと言えます。
完走した肌にもすぐに水分を抱え込んで内側から潤いをキープ、水分量の整った肌はバリア機能も上がります。

 

年齢とともに減少したセラミドは毎日のバランス良い食事と、セラミド配合の化粧品で補うことでみずみずしい健康な肌に、そして乾燥から老化を防いでくれるのです。