良質な睡眠は保湿効果を高めるってほんと?

ぐっすり気持ちよく眠ってすっきり目覚めた朝は、お肌もイキイキしていたり、お化粧のノリがいつもよりよかったりします。
反対によく寝つけず、睡眠不足で疲れが取れず寝起きも悪いとお肌も乾燥してニキビや吹き出物が出来たりとボロボロになっていることがあります。
睡眠不足、質の悪い睡眠は脳にも様々な悪影響を及ぼし、眠気からくる身体のだるさなどの不調やイライラすることが増えてしまいます。

 

人間は起きている時、食事をすることによって食べ物の消化をしたり、仕事をしたり、身体を動かすことによって脳と内臓が活発に働き、エネルギーを使います。
睡眠中はそれまで活動させていた細胞を修復し、新しい細胞を作り出します。ですので睡眠は『身体の休息』でもあり、『新しく元気に身体を作り替える大切な時間』なのです。
だからこそ、質の良い睡眠をとる事が身体にとって必要になってくるわけです。

 

質の良い睡眠を意識し、美肌へ導く

日中に運動など身体を沢山動かすと、筋肉に疲労物質である乳酸が生成されて蓄積し、疲労感を起こすために疲れた症状になったり、筋肉の一部が破壊されること(筋肉痛)があります。
このような状態になった時は、運動した後、栄養のあるものをしっかり食べてぐっすり眠る事が大切になってきます。

 

そうすることで寝ている間に血液が乳酸を肝臓に送り、ブドウ糖に変えてまた血液に戻す働きが起こり、身体にエネルギーを補給することが出来ます。
さらに食事で摂ったクエン酸はエネルギーの代謝を助け、たんぱく質は傷んだ筋肉を補修する効果を持っています。

 

良質な睡眠をとる事が出来ると、自律神経を回復しストレスを解消させることが出来たり、睡眠中しか生成されない成長ホルモンも分泌されます。

 

そうして傷んだ筋肉を元に戻す事が出来たり、お肌の代謝を良くするなどの体にとって素晴らしい効果を得ることが出来るのです。

 

お肌の代謝がよくなるとシミやそばかすを薄くしたり、荒れたお肌の再生力も上がり、乾燥したお肌も水分量が増え保湿力も上がります。

 

お肌の保湿に大切な成長ホルモンの分泌の秘訣は良質な睡眠にあり。

良質な睡眠をする事でより多く分泌されるのが『成長ホルモン』です。

 

成長ホルモンとはアミノ酸で構成される物質の事を言います。

 

肌の保湿に大きく貢献する角質細胞の中に含まれた天然保湿因子NMF(ナチュラル・モイスチャライジング・ファクター)の主成分はアミノ酸です。

 

このNMFは水分子と結合する力が強く、水分を保持する働きが非常に高いため、NMFが減少する事によって角質細胞の中に含むことが可能な水分量も減ってしまい、お肌の潤いがなくなり乾燥肌へとつながります。

 

乾燥して荒れたお肌の角質層は、NMFが減少しているということです。 

 

水分が不足し荒れてしまったお肌は、健康な肌に比べ、アミノ酸の量が少なくなっている状態というわけです。

 

ではいかに良質な睡眠をとるかというと、よく耳にする「お肌のゴールデンタイム」がこの鍵をにぎっています。

 

お肌のゴールデンタイムとは午後10時〜午前2時の時間を指しますが、現代社会においてこの時間に全ての人が必ず寝れるというわけではありませんよね。

 

さらに大事なポイントは「入眠後3時間」というキーワードです。この入眠後3時間が睡眠の質を上げると言われています。

 

実は、大切な成長ホルモンの分泌が盛んになるのは入眠後3時間の間がピークです。
成長ホルモンは、身体の成長を促し、代謝のコントロールをする役割を持っています。
それによって、お肌や筋肉の組織の修復や再生、疲労回復、脂肪の燃焼、病気への抵抗力が上がっていくわけです。

 

夜間や就寝中の副交感神経(人間の身体を支える自立神経)が優位なときに、成長ホルモンは分泌されるため、お肌の保湿に大切な成長ホルモンを分泌させるためには良質な睡眠が必要なのです。