保湿に効果的な食べ物は?

まず知っておかなくてはならないのは「保湿」とはお肌の中に適切な水分が保持されている状態の事を言います。

 

そしてその水分が油分によって蒸発を防ぐ事が出来て、お肌に保持されている状態の事です。

 

もともと人間には自ら保湿物質を作り出し、角質に水分を蓄えておく力をもともと備えています。

 

しかしこの力は過度な疲労やストレス、栄養バランスの偏りなどにより、上手く働かなくなってしまいます。すると水分がお肌に保持されることが難しくなり、乾燥肌となってしまいます。

 

お肌が乾燥したからといって乳液やクリームを沢山塗れば改善する、と思われがちですが考えてみてください。

 

ボロボロになった畑にいくら良い肥料を撒いても、肥料を吸収する土自体がボロボロでは栄養は上手く入っていきません。

 

まずは『土台からしっかり治さなくてはなりません。

 

お肌も同じです。内側から改善する事が大切です。そしてそれは食生活を普段より少し意識するだけで出来ます。

 

保湿にはまず納豆。納豆はお肌に最高の栄養を与えます。

 

納豆は近年、その成分に注目され化粧品原料としても使われるほどの栄養があります。
(呼称 植物性コラーゲン、ナットウエキス、ナットウガム、ポリグルタミン酸)

 

納豆には豊富なタンパク質、ビタミンE、セラミドなどのお肌の保湿効果を高める成分を豊富に含みます。

 

お肌の潤いやハリを保つ成分のコラーゲンも、タンパク質の一つです。そのタンパク質を豊富に含んでいる食べ物が納豆です。

 

ビタミンEは血行促進作用、新陳代謝をあげる、抗酸化作用などの働きがあります。

 

それからセラミドは角質層にある脂質で、お肌を外部からの刺激から守り、角質層の水分保持の働きをしています。

 

また納豆の中に含まれる「ポリグルタミン酸」に高い保湿効果があります。
ポリグルタミン酸とは簡単に言うと納豆のネバネバの事です

 

納豆が発酵する途中で出来るネバネバはアミノ酸の一種のグルタミン酸が数十〜数千個結合して出来た天然の成分です。

 

そしてこのポリグルタミン酸というのがなんと、ヒアルロン酸の10倍の保水力があります。
ヒアルロン酸自体、人間の体内にある成分で特に保水力にすぐれた物質といわれています。

 

しかしただ単に保湿効果が高いだけではなく、ポリグルタミン酸にはお肌の表面に膜を作る作用があります。

 

膜が出来ると外部から刺激を受けてもお肌を守ってくれるバリア機能として効果を発揮してくれます。

 

乾燥してしまったお肌を回復させるだけではなく、新陳代謝を促し、ターンオーバーを促すことでお肌の再生も出来るのです。

 

他にもネバネバした食品は保湿力が高いと言われています。

 

代表的なものはオクラ山芋なめこ海藻類などです。
これらの食べ物には「ムチン」と言って細胞の水分量を保つのに必要不可欠な栄養素を多量に含んでいることが原因となり保湿効果を生み出します。
細胞の水分量を減らすことなく保つ、増やすと細胞そのものが潤いを持つため、お肌の保湿力も上がっていきます。

 

このように納豆には沢山の良質な成分が含まれているため、保湿効果がとても高いと言えます。

 

偏った食事をしない。バランスのとれた食事をすることで保湿効果はアップする。

栄養が不足してしまう事により、作られた保湿成分が減少していってしまいます。

 

では保湿成分の三大要素(水分を吸着して角質層に保持、お肌の柔軟性と弾力性を高める天然保湿因子「NMF」、皮脂や汗の分泌に関わるとされる「皮脂膜」、40パーセントがセラミドで作られている「細胞間脂質」)に注目し、
保湿効果の高いたべものをまとめます。

 

まずは三大要素「NMF」「皮脂膜」の二つに影響を及ぼすとされるビタミンAを多く含む食べ物はレバー、うなぎ、卵などのレチノールを多く含むもの、
それから緑黄色野菜、海苔やワカメなどお肌のダメージ回復を促すベータカロテンを多く含む食べ物です。

 

緑黄色野菜は他に各種ビタミンを豊富に含んでいるため、お肌の保水力をさらに高めます。

 

ビタミンAは細胞の生まれ変わりを促進し、皮膚や粘膜を健康な状態に保ち、さらにNMFの生成を促す作用があります。

 

次にターンオーバーを正常に保つビタミンB群。豚肉や大豆、ビタミンAも含んでいるレバーや卵などです。

 

それから血行をよくして、新陳代謝を整え、抗酸化作用があるビタミンEを多く含む食べ物、アーモンドなどのナッツ類、ごま、大豆、アボカド、サーモンがあります。
さらにサーモンには豊富なタンパク質を含まれており、抗酸化物質であり、保湿効果があるアスタキサンチンが含まれています。

 

また、セラミドを多く含む納豆をはじめ、大豆、こんにゃく、ひじき、ワカメ、さらにセラミドを作る原料となるa−リノレン酸を含むアマニ油、魚油、
細胞分裂に必要な酵素を働かせる助けをする亜鉛を含む貝類、赤身のお肉、たらこなどがあります。

 

あとはビタミンAだけではなく、お肌の保水力を高めるビタミンCを多く含む果物です。果物はコラーゲン生成も促し、抗酸化作用もあります。
そのほかにもパプリカにビタミンCが多く含まれます。

 

このように普段日常の食事で食べているもので、保湿効果を上げることが出来るのです。
バランスのとれた食事がいかに大切かということです。